その迫力ある攻撃が爽快なアスタブリードの体験版
異星支配下の人類を救え
人類が異星文明に敗れ、喪失感と、恐怖感の中生きている世界。そんな状況に見切りをつけた一人の提督と一派が立ち上がり、敵の本拠地へ最後の攻撃を仕掛けに行く。
息をのむほど美しいグラフィックスでさらに迫力のます攻撃シーン
宇宙空間でのロボット操作アクションゲーム。ワイドとフロントのショットに加え、ブレードを試用する近接攻撃の3種類の攻撃。
敵の攻撃も大きく分けて3種類あり、紫、黄、赤の3色で色分けされる。紫の敵弾はショットやブレードで相殺可能。黄の敵弾はぼれーどでうち消し可能。そして赤の敵弾は相殺できない。
序盤から多数の敵が登場し、派手な戦いに最初はついていけないほどのスピード感。そんななか、なんとなくロックオンしたり、ブレードを振っていると、なんとか敵が全滅し、そこには手軽な爽快感がある。
そんな手軽さとは逆に、戦略や発想力を求められる奥深さも備えているのがこのゲーム。
3段階ある難易度は2段階目でも、中盤を超えるとなかなか突破が難しくなっていく。様々の攻撃方法を身に着け、戦略を考える必要性が出てくる。
奥まで考え抜かれた深い世界感
もともと世界観には得にこだわりのない作者だが、本作ではキャラクター感のやり取り、ドラマも深く、シナリオも秀逸したものになっている。また、キャラクター同士のやり取りがすべてセリフになっているため、そのドラマチックな展開に臨場感が加わる。
ゲームは、一通りプレイすると、最後にデータベースが解放され、聞き逃したり、あまり理解できなかったことなどをじっくり読むことができ、よりストーリーを深く理解することが出来る。データベースを一読した後に、再度プレイすると、それはまた違った味わいをもつだろう。
スコアランキングはオンラインで他プレイヤーとスコアを競えるのもゲームの面白みを増す。
百聞は一見にしかず
そのグラフィックの精密さやUIの作り込みなど、画面をみるだけでその完成度の高さは一目瞭然だろう。シューティングゲームファンのみでなく、誰もがこのクオリティの高さに圧倒されるだろう。体験版ではあるが、とにかくプレイしてみていただきたい。